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「仏壇の洗濯はいくら位かかりますか?」というご質問をよくいただきます。
「お仏壇の洗濯」と一言で申しましても、ホコリなどをお掃除するだけの「清掃」、塗りや金箔などの汚れを落すための簡単な洗いのみの「洗浄」、お仏壇の金具や木地自体を細部まで分解して、洗浄後に塗りや金箔、金具等を新調する「塗替え」など様々なお洗濯方法がございます。
また、経年経過による木地自体の痩せ、湿気など生活環境によるお仏壇の木地自体の損傷が大きい場合には塗替えをおすすめできないケースもございます。
先ずは、お客様がお掃除をされたいのか、またお直しをされたいのかをお教えください。
またお仏壇の状態によっては金額も大きく変わります。
先ずは弊社にご相談いただき、お客様のお考えや想いをお教えください。
無料にてお伺いさせていただき、ご提案や御見積もりをさせていただきます。
「仏壇を拭き掃除したら、金箔が剥がれてしまった」、「掃除をしていたら塗りが割れた、彫刻がはずれた」などのお声をよく耳に致します。
金仏壇に使用される金箔(金粉も取り扱いは同じです)は1mmの10000分の1~3mm程度の厚さしかございません。
したがって、表面に金箔止めなどコーティングされていない場合は、拭き掃除をなさってしまうと簡単に金箔(金粉)が剥がれてしまいます。
ご家庭で可能なお手入れ方法としては、優しく毛バタキをかける程度とお考えください。
また、素手や濡れた手で金箔に触れることもおすすめできません。
金は金属ですので、水気を嫌うのは勿論ですが人の手にも油脂があり、直接手で触れた部分が酸化すると黒く変色してしまいます。
金箔(金粉)類に触れる際は、綿の手袋などをお掛けになられるか、柔らかい布などを御使用されて、金部分を扱われることをおすすめ致します。
また、塗り部分のお手入れに関しまして、塗物も水気を嫌いますので、もし水拭きなさりたい場合は、その後に仏壇専用のダスターや柔らかい布などでしっかりと乾くまで乾拭きを行ってください。
お仏壇の塗部分専用のクリームをご使用されて、ツヤ出しする方法もございます。
唯、金仏壇は取り扱いが難しいお仏壇でもあります。
安易に拭いてしまうと、金箔の剥がれ、塗り割れ、彫刻の損傷などに繋がる場合がございますので、お気をつけて行ってください。
唐木仏壇のお手入れは金仏壇に比べ、多少簡単に行えます。
毛バタキなどでホコリを落した後に、きつく絞ったタオルや柔らかい布などで水拭きが可能です。
※金色の部分は勿論避けて行ってください。
しかし、木製品であることに変わりはありませんので、水気を嫌います。
拭いたままにせず、仏壇専用のダスターや柔らかい布などで表面が乾くまで乾拭きを行ってください。
唐木仏壇専用のクリームをご使用されて、ツヤ出しをする方法も比較的容易に行うことができ、おすすめ致します。